駆け足で3月をふりかえって

2013.05.03.Fri

こんばんは。

連休後半が始まりましたね!
今日の東京は、とても天気が良く空気がさわやかでした。


3月の公演について、振り返ろうと思いますが、もう2ヶ月前のことになるのですね。
3月は、まず今回から3年シリーズで始まりました、さいたま芸術劇場での公演がありました。前回お伝えした能楽堂での公演翌日に、フル一トのマティアス・シュルツさんとのリハーサルがありました。和から洋の世界へと、一足飛びです!!マティアスさんのお父上、ヴォルフガング・シュルツさんの来日が叶わず、残念でしたが、短期間で沢山あった曲を仕上げて、日本に来てくださったマティアスさん。温厚な方で音色にも人間性があらわれていました。フル一トとの共演は久しぶりで、新たなレパートリーも出来、有意義なコンサートでした。
悲しいことに、ヴォルフガングさんは4月にご逝去されました。共演は叶いませんでしたが、ご冥福を心よりお祈りいたします。

マティアスさんとは兵庫でも同じプログラムでコンサートを行い、その後はリサイタルが続きました。名古屋、横須賀、鶴川、福岡......大ホ一ルあり、完成して間もない小ホ一ルありで、それぞれの響きを楽しみながら演奏しました。


1月から3月のバラエティーに富んだ時期を経て4月は、やむを得ずお休みさせていただきましたが、また明日から、ステージに立たせていただきます。


週末は大阪に行きますので、また新幹線の中で、このメッセージを書き込めたら良いなと思っています。

それでは風薫る5月、皆様良い時間をお過ごしください。


村治 佳織 Kaori Muraji