5月27日の千秋楽を終え、無事に全28公演が終了しました。
次にやるべきことに頭を切り替えようとしていましたが、なかなか日常に戻れませんでした。打ち上げや、大阪に帰る役者さん（浅野彰一さん）のお別れ会などがあり、劇場通いが終わってしまっても、「シダの群れ」の空気がいつも漂い、寂寥感や安堵感を交互に感じたりしていました。

今は、切り替えなくていいのだと思えるように。ゆるやかに空気が切り替わっていけば良いのですよね。日常に戻るといっても、4月の稽古、5月の本番を経た上での日常は、それ以前の日常とはまた違うのです。新しい日常が始まっています。

この機会をいただいたことに心の底から感謝します。スタッフ、出演者、観客の皆さん、ありがとうございました。


5月は、オンタイムでフランス語の放送を全く見られなかったので、次回の放送を見られるのが楽しみです。夏にちょっとパリにも遊びに行きたいと思っているので、番組で覚えたことの復習もしないといけません。と同時に英語を使う環境にも慣れておかないと！

そして、次の東京での公演の練習や、来年のコンサートのプログラム作成など、やるべきことに集中していきます。

脳をフル回転させます。
でも、もちろん時にはぼ一っとします。

それでは、皆さんの2012年上半期最後の月、よい1ヶ月になりますように！

また近いうちに書きます。


村治 佳織 Kaori Muraji